春を待つ
朝、麓から阿蘇に登ってくると雪がちらつき始めた。
仕事場の窓から北向山を眺めている。
黒ぐろとした原生林にうっすらと雪が被っている。
雲の切れ間からダウンライトのように日が差し始めた。
南阿蘇の地にやって来てもうすぐ2年が経過する。
理想の土地に巡り会うまでに何ヶ月も村をウロウロした。
農地から宅地に地目を変更する手続きに数ヶ月かかった。
アーキテクト柳瀬真澄さんにアプローチして設計を依頼したが
自分達の番が回ってくるまでに 半年近く待った。
実施設計が完了するまでに半年
円ホームに見積りを依頼し
減額案がまとまるまでに更に1ヶ月を要した。
そして工事が始まって4ヶ月が経った。
今、断熱材で家全体をすっぽり包む(外断熱)作業が進んでいる。
厳寒の現場では毎日高沢棟梁や担当の坂本君たちが
頑張ってくれている。
農家の庭先の梅がほころび、野原ではひばりが鳴き始めた。
今年の「春を待ちわびる」心は格別だ。
この記事へのコメント